こんばんは。
不要な貴金属・宝石を売りたい!
今は金が高騰してるので少しでも高く売りたい!
だけどどこに売っていいかわからない・・・
そんなあなたの不安を取り除いて疑問を解決する【宝石買取大学】
宝飾品買取経験10年以上のプロ査定士・アイジーモノストーンです。
本日の記事は【プロが語る!買取価格の高いアレキサンドライトの特徴とは!】です。
この記事を読むとアレキサンドライトの買取価格・評価の高いアレキサンドライトの見分け方がわかります。
買取価格の基本を知りたい方はコチラの記事をお読みください。
アレキサンドライトの買取価格と評価基準
アレキサンドライトの具体的な買取価格
Sクラス | Aクラス | Bクラス | Cクラス | Dクラス | |
0.3ct | ¥60,000 | ¥30,000 | ¥10,000 | ¥5,000 | ¥500 |
0.5ct | ¥110,000 | ¥75,000 | ¥30,000 | ¥10,000 | ¥1,000 |
0.8ct | ¥250,000 | ¥120,000 | ¥40,000 | ¥10,000 | ¥1,000 |
1.0ct | ¥350,000 | ¥150,000 | ¥80,000 | ¥15,000 | ¥1,000 |
2.0ct | ¥450,000 | ¥250,000 | ¥100,000 | ¥20,000 | ¥2,000 |
3.0ct | ¥600,000 | ¥300,000 | ¥120,000 | ¥30,000 | ¥3,000 |
※上記の価格は参考価格です。
※鑑定書の有無・商品のデザイン・需要の関係・ブランドバリュー・買取店・査定士の判断と様々な要素の組み合わせにより大きく変動します。
上記価格は、ガイ単価(1カラット当たりの単価)
ブラジル産>ロシア産>スリランカ産の順で評価価格が高い。
アレキサンドライトは無処理の宝石。
アレキサンドライトの評価方法
アレキサンドライトの買取価格は、以下の5要素の組み合わせで決定します。
・重さ(Carat)
・色(Color)
・透明度(Clarity)
・テリ・輝き(Cut)
・産地
カラーストーンの基本的な品質評価基準はコチラの記事をお読みください。
評価の高いアレキサンドライトとは
・変色性の強いもの
・ロシア・ウラル産
・ブラジル産
一つづつ解説していきましょう。
変色性の強いもの
アレキサンドライトの最大の特徴は、光によって色を変える変色性です。
太陽光の下では緑色、白熱光の下では赤色に変色します。
その変色の強さが強ければ強いほど評価が高くなります。
ロシア・ウラル産アレキサンドライト
アレキサンドライトは、1830年・ロシア皇太子(後のアレクサンドル二世)の12歳の誕生日に発見されたことにより命名されました。
最高級のアレキサンドライトが産出されていましたが、現在ではほとんど産出されつくされており、幻のアレキサンドライトと呼ばれています。
ただしロシア・ウラル産は内包物の多い石も多く、品質の良い石は非常に希少です。
ブラジル産アレキサンドライト
ブラジル産アレキサンドライトは、ミナス・ジェライス州のヘマチタ鉱山で産出されました。
ロシアの最高級のアレキサンドライトに匹敵するほどの品質でしたが、高額で取引されが故に、あっという間に採掘され争いの種にもなっていました。
そのため軍の介入により3ヶ月で採れなくなったと言われています。
アレキサンドライトが産出される有名な産地
・スリランカ産
ロシア・ウラル産より大きな石が産出されるが、色が淡く変色も弱い低品質の石が多い。
※インクルージョンや色味の特徴で産地をある程度判別できますが、鑑別書が無い限り、産地を特定することはありません。
アレキサンドライトのまとめ
・アレキサンドライトの査定評価は基本の4要素の中で色の変色が超重要!
・ロシア・ウラル産のアレキサンドライトは幻。
・高額査定を望む場合は鑑別書の作成が必須!
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