こんばんは。
不要な貴金属・宝石を売りたい!
今は金が高騰してるので少しでも高く売りたい!
だけどどこに売っていいかわからない・・・
そんなあなたの不安を取り除いて疑問を解決する【宝石買取大学】
宝飾品買取経験10年以上のプロ査定士・アイジーモノストーンです。
本日の記事は【そもそもプラチナって何?】です。
この記事を読むとプラチナの種類・偽物の見分け方がわかります。
買取価格の基本を知りたい方はコチラの記事をお読みください。
プラチナとは
非常に希少価値が高くて腐食しない金属。
プラチナは18世紀中頃までは独立した金属とは思われていませんでした。
「小さな銀」を意味するスペイン語「プラチナ」が語源です。
プラチナはダイヤモンドの美しさを最大限引き出せる白い貴金属です。
買取の際はプラチナの含有率によって値段が変動します。
あなたの持っているジュエリーには以下の打刻があるはずです。
それぞれ説明しましょう。
プラチナの打刻と含有率
千分率で打刻されています。
Pt900のPtはPLATのPt。
900は千分率900/1000。
90%がプラチナの含有量を示しています。
Pt1000(Pt999)(純プラチナ)
宝飾品としては柔らかくて傷が付きやすいので、あまり使用されていません。
買取の際は、インゴットとPt1000で値段が違う店がほとんどです。
インゴットは延べ棒やコインに使用されており、プラチナの純度が99.95%。
打刻は999・5やFINE PLATINUM。
グッドデリバリーバー(ロンドン金市場受渡適合品)かどうかで買取価格が変わる店もあります。
売る前に要チェックしましょう。
Pt950
プラチナの含有量は95%。
ヨーロッパやアメリカのブライダルジュエリー、エンゲージリングで多く使用されています。
アメリカではPt950以上のものじゃないとプラチナジュエリーと呼ぶことが出来ません。
Pt900
プラチナの含有量は90%。
プラチナの中で最も多くのジュエリーに使用されています。
Pt850
プラチナの含有量は85%。
主にチェーンネックレスで使用されることが多いです。
加工コストがPt900より安いので、じゅわいよ・くちゅーるマキ製品に多い金性です。
日本ではPt850以上のものがプラチナジュエリーと呼ぶことが出来ます。
Pm
古いプラチナ製品に見られる打刻。
正確な含有量が分からず85%以下のこともあります。
不安な場合は、専門店に持ち込みをして調べてもらいましょう。
偽物の見分け方
金性の後に「PtF」の打刻があるものもあります。
「PtF」はプラチナ張りの打刻のため偽物です。
磁石を使ってみよう
「刻印の見方は分かった!」
「でももっと簡単な見分け方はないの?」
ご安心ください。
磁石を商品に当ててみましょう。
磁石に反応して商品がくっつく場合は、金・プラチナではない可能性が高いです。
金・プラチナに厚メッキがかけられていると、メッキに反応してくっつく場合がありますが、通常、金・プラチナの場合は磁石にくっつきません。
あくまでも簡易的な見分け方なので、気になる場合は買取店に持ち込みして査定してもらいましょう。
持ち込む場合は磁石に反応した商品は別にしておくと、査定士が査定しやすく査定時間の短縮になります。
プラチナのまとめ
・プラチナの打刻は千分率。
・ダイヤモンドを最も美しくみせるのはプラチナ。
・Pm刻印は含有量を調べよう。
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